10代・20代の性病検査初めてガイド

性病検査の疑問や不安を解消するために、症状や疑いが出た場合の、病院(クリニック)、保健所、検査キットを使った検査方法を、自分にあった状況、タイミングで選択できる情報をご提供。また、自分に最適な検査キットを選択できるよう各社一覧表も作成しました。

無症状でも性病にかかっている可能性があります

更新日:2018年12月8日

近年では性行為の若年化が進んでおり、性に対する知識の浅いまま行為に及び、様々な病気に感染したり望まない妊娠をしたりする人が増えています。

性病としては、性器クラミジア、淋菌、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒、HIV、AIDSなどが挙げられ、全体で年間50,000人以上の方が感染している状況です。

中でも、全体の約半数の25,000人が感染している性器クラミジアは、感染者との1回の性行為により感染する確率は約50%といわれています。

 

梅毒感染患者急増中! あなたは大丈夫でしょうか?

絶対数は少ないものの、その昔不治の病とされた梅毒は1990年代以降減少の推移をたどってきましたが、2001年から再び増加傾向に転じています。2011年の約800人から患者数は急増し、2017年3月時点での患者報告数は4,000人超となり、5倍以上にもなっています。

2018年も拡大傾向にあり、2018年1月時点で、5,820人に増加しています。これは報告数であり、実際の感染者は数倍いるものと推測されます。年齢層としては、男性が20代〜40代、女性は20代前半が多くなっていて、特に、20代女性の感染者が増加しています。

 

発症するとエイズを引き起こすとされるHIVウイルスに関しては、2007年から2015年までの毎年、年間1,000件以上もの報告があるという状況が続いています。また、このHIVウイルスよりも強力な感染力を持つとされるB型肝炎ウイルスも大変深刻な問題を抱えています。

全世界で見るとB型肝炎ウイルスの持続感染者は3億5千万人、日本では130万人以上と推定されており、 日本の感染者の大半は母子感染によるものです。母子感染とは、感染者である妊娠中の女性が出産を行い、生まれた赤ちゃんが感染してしまうことを指します。

妊婦検診による検査が実施されてからは非常に少なくなってはきましたが、病気に気付かないまま妊娠出産を行う人もまだまだいるのです。

他にも問題となっているのが、無症状である性病が増えているということです。
男性は約20%、女性では約80%にものぼる人が、自分が何かしらの性病にかかっていることに気づいていないといいます。

性病の主な感染経路である性行為を避妊具無しで行ったり、不特定多数の人と関係を持ったり、オーラルセックスでも病原体は感染します。症状があらわれないからといって放置していても病原体が体から排出されることはなく、不妊症を引き起こすことや命に関わる危険性も少なくはありません。

知らぬ間に感染していたり、パートナーに移していたりすることもあるため、少しでも不安を感じた場合にはすぐに検査を受け、治療を行う必要があります。
また、結婚を考えている人たちは自身の体が妊娠できる健康状態であるかを調べる、ブライダルチェックを受ける方が多くなってきています。

不妊は女性だけの問題ではなく、男性にも関係することですので、一緒に検査を受けた方がいいでしょう。性風俗店を利用する男性が性病に感染し、妊娠中の奥さんに移してしまい早産や流産を引き起こすケースもあります。

不特定多数の人と性行為を行うことは、性病にかかるリスクを上げることにもなるのです。検査や治療を行う場合にはパートナーと一緒に受診をし、互いにうつし合い続けることのないようにしましょう。

相手に移さないことはもちろん、自分自身も性病に感染しないよう、正しい知識を身につけ、予防することが大事です。

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